「一人で祈るのは何だか難しいな……」と思うなら、ほかの人と一緒に祈ってみるのもいいですよ!
たとえば、教会では日曜日に「礼拝」や「ミサ」と呼ばれる集まりがあります。誰でも参加できるので、気軽に訪れてみてください。そこでは神父さんや牧師さんといった聖職者、または信者の代表の方が、みんなの気持ちを言葉にして、大きな声で祈りをささげてくれます。その祈りを聞きながら心を静めるだけでも、神とつながることができます。それは一緒に祈るのと同じことなんです。
また教会にもよりますが、「ミサ」や「礼拝」の中で、参加者全員が決まった祈りの文章を声に出して一緒に祈ることがあります。同じ言葉をみんなでそろえて祈るのは、気持ちがひとつになるすてきな体験です。教会では「主の祈り」と呼ばれる、イエス・キリストが弟子たちに教えた祈りを、参加者全員で唱えることがよくあります。
さらに平日に「祈り会」や「祈祷会」と呼ばれる、祈りに特化した集まりをしている教会もあります。ここでは聖職者だけでなく、信者の方ひとりひとりが丁寧に祈る姿を見ることができます。お年を召した方が「神よ、今日も私に命を与えてくださってありがとうございます」と祈る姿は感動的です!
キリスト教では、誰かと一緒に神に祈ることをとても大切にしています。ぜひあなたも教会に行ってみて、一緒に祈る素晴らしさを感じてみてくださいね!