願いがかなわないのはなぜ?
いっしょうけんめい祈ったのに、いいことが何も起こらず、かえってイヤなことばかり起こったら、「神はわたしの祈りを聞いてくれなかったのかな?」と思ってしまいますよね。でも、神はいつでも私たちの祈りを聞いてくれています。悪いことが起きても、それは神が私たちを見放したり、無視しているわけではありません。
じつは神が働きかけている
人生には、私たちにはどうにもならない大変なことが起きることがあります。神はその困難をすぐに取り去ることはしないかもしれません。でも、その中で私たちを支えたり、乗り越える力を与えてくれたり、あなたを助けてくれる人に出会わせてくれたりします。
たとえ状況は同じでも
たとえば、あなたが乗った飛行機が悪天候に突入してしまったと想像してみてください。機体が激しく揺れ、「このまま墜落してしまうのではないか」と不安になります。でも、そのとき機長からアナウンスが流れます。「皆さん、ご安心ください。私は1万時間以上の飛行経験を持つベテラン操縦士です。責任をもって皆さんを目的地までお連れします。どうかシートベルトをしっかり締めてお待ちください」。天候が変わらなくても、こうした言葉を聞いたら、少し気持ちが落ち着くのではないでしょうか?
あなたは、ひとりではない
祈りもこれと同じです。祈ってもあなたの生活にすぐに変化は起きないかも知れません。でも神は「大丈夫、不安に思わなくていい。わたしが一緒にいるよ」といつも励ましてくれるんです。
あとからわかること
また、思いどおりにならなかった時、それが自分にとってどんな意味があるのか、すぐにはわからないこともあります。でもあとになって「あの時、思いどおりにならなかったから新しい道を見つけられた」「かえって自分を見つめ直すいい機会になった」と思えることもあるでしょう。
うまくいかないときは
だからたとえものごとがうまくいかなくても、神に「どうかこの状況の中で、わたしを守り、支えてください」と祈ってみてください。祈り続けるならば、あなたは決してひとりぼっちではないんです!
