特に役には立たない
神を信じても、人生のすべての苦しみがスーっとなくなるわけではありません。教会でお祈りしたからといって、たちどころに悩みが解消するわけでもありません。献金をしたからといってあっという間にお金持ちになれるわけでもありません。
神を信じる意味
でも、神を信じることには、それ以上に大きな意味があります。
たとえば、大きな嵐の中を進む船を想像してみてください。人間の力だけでは嵐を止めることはできません。「もうダメだ!」と思ってしまうと、パニックになる人も少なくないかもしれません。でも信仰があれば「この船には神が一緒に乗ってくれている。わたしはひとりぼっちじゃない」と思えるのです。
神のささやきが聞こえる
神はいつでも「心配しなくていいよ。どんな時もわたしはあなたと一緒にいるよ」と、そっと心の中で語りかけてくれます。その声を感じると、不安や恐れが少しずつ消えていきます。どんなに厳しい状況の中でも「きっと乗り越えられる」と信じる力が湧いてくるのです。
心のともしび
信仰とは、人生の暗闇の中でも、小さな光が心にともり続けることです。その光は、道に迷ったときや、どうしていいかわからなくなったとき、「ここに道があるよ」と照らしてくれます。つまり信仰とは、わたしたちの心を支え、人生の意味を示してくれるものなのです。
嵐の中のささえ
もちろん、信仰を持っていても、人生には困難や試練があります。でも信仰があることで、どんな状況でも「わたしの人生には意味がある」と思えるようになります。どんなに苦しくても、そこに神がともにいると確信できるからです。
もう、ひとりぼっちじゃない
孤独な人生ほどつらいものはありません。「ひとりぼっちでは、生きる意味などないかもしれない」と悩むことほど苦しいことはほかにありません。でも神がいると信じられるならば、もう、あなたはひとりぼっちではありません。「あなたに生きて欲しいんだ。あなたに命を与えたのは私だから」という声を聞く人は、今日を生き、明日を希望することができるのです。
人生のたしかなささえ
信仰は、人生をすぐに楽にする方法ではありません。でも、人生を歩んでいくときの確かな支えになり、「生きることには価値がある」と感じさせてくれのが信仰です。だからこそ、信仰はとても大切なのです!