おはらいをしてもらえますか?

教会によります

教会や牧師・神父(聖職者)による違いが大きいですが、特別なことをしてくれる教会もあります。

まずは相談してみましょう

カトリック、聖公会(せいこうかい)、ルーテル教会、日本基督教団などの教会では、クリスチャンでない人からのお願いにも応じてくれることが多いです(ただし場合によっては断る聖職者もいます)。まずは「相談」という形で面会を申し込み、実際に聖職者に会ってから詳しいことを話すとよいでしょう。

悪魔ばらい?

しかし、教会や牧師によって対応は異なります。というのも、キリスト教では「何となくスピリチュアルに気持ち悪い状態を儀式で浄化する」という考え方は基本的にありません。実はカトリックには「悪魔ばらい」の儀式が今でもありますが、普段はほとんど行われません。そのため「おはらいをしてほしい」というお願いに対しては、ほとんどの場合「神に祈りをささげる」という形で対応されることが多いです。たとえば「家をおはらいしてほしい」と頼んだ場合、家には行かず、相談時にその場で祈りを捧げることが一般的です。ただし、後日家に出向き、祈りの式を行ってくれる聖職者もいます。

なぜ「おはらい」?

そもそもどうしてあなたは「おはらい」をしてもらいたいのでしょうか?家族に病気や不幸が続いたから?ものごとがうまくいかないから?家の中で「へんなこと」が続くから?家族が言うことを聞いてくれないから?

もしかしたらそれは……

それはもしかしたら、あなた自身の心の中の不安や不満ややりきれなさ、自分らしく生きられていないことの表れかもしれません。

まずは神父や牧師に、正直に胸の内を話してみてはいかがでしょうか。宗教家には医師やカウンセラーと同じように守秘義務がありますので、相談内容が外に漏れることはありません。何でも安心して話してみてください。「おはらい」が必要なのは、まずはあなたの心かもしれません。

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