ロザリオは、カトリックで使われる祈りの道具です。おすすめの使い方として、玉ごとに「アヴェ・マリアの祈り」「主の祈り」「使徒信条」といった定型文を唱えることが多いです。
おすすめどおりに使うと、だいたい30分くらいかかります。「えっ!そんなに長いの?」と思うかもしれませんね。でも、たまには30分くらい、神に心を向ける時間をつくってみるのもいいかもしれません。
祈りの言葉が出てこなかったり、何を祈ったらいいかわからないとき、ロザリオの祈りは心を神に向けるのを助けてくれます。ロザリオを使うと、聖母マリアがわたしたちの悩みや嘆きをやさしく受けとめ、神に届けてくれるように感じられるでしょう。
ちなみに、ロザリオにはいくつかの種類があります。一般的なロザリオは玉が50個以上あり、ネックレスのような形をしています(といっても首からかける習慣はありません)。でも、もっとコンパクトなタイプもあります。たとえば、玉が10個だけのブレスレット型や、指輪より少し大きいサイズの金属製のものもあったりします。どれも持ち運びやすいので、ポケットやカバンに入れておくのに便利です。
毎日持ち歩いて、移動中などにポケットの中でそっとロザリオに触れ、1回だけでも「アヴェ・マリアの祈り」を唱えてみましょう。それだけでも、心が少し軽くなったり、神を感じられる時間になるんです!
\アヴェ・マリアの祈り/
アヴェ、マリア、恵みに満ちた方、主はあなたとともにおられます。
あなたは女のうちで祝福され、ご胎内の御子イエスも祝福されています。
神の母 聖マリア、わたしたち罪びとのために、今も、死を迎える時も、お祈りください。アーメン
