祈りの長さに決まりはありません!短い祈りでも、長い祈りでも、神はあなたの声をしっかり聞いてくれます。
祈る長さ
短い祈り
たとえば、朝起きた時にベッドに座ったまま「神よ、今日も一日見守ってください、アーメン」と一言祈るだけでもじゅうぶんです。夜ふとんに入ったあと「神よ、今日も一日ありがとうございました。アーメン」とつぶやくだけでもステキな祈りです。あまりに忙しい日であれば、歩きながら数秒間だけでも神に心を向けて、十字を切ってみてください。それだけでも立派な祈りになります。
長い祈り
逆に時間があるときは、じっくりと長い祈りをしてもかまいません。たとえば、困っていることや感謝していることを神にゆっくり伝えたり、定型文の祈りを心で味わいながら唱えてもいいでしょう。長めの祈りの文章を収録した書籍はいろいろあるので、参考にしてみてくださいね。
心からの祈りは、長さではない
大切なのは「どれくらい長く祈るか」ではなく「どんな気持ちで祈るか」です。短くても、心からの祈りなら、神はあなたの祈りに喜んで耳を傾けてくださいます。あなたが祈りたいと思ったときに、無理せず素直に祈ってみてくださいね!
「神よ、すべてに感謝します。(十字を切りながら)父と、子と、聖霊の み名によって。アーメン」
祈るタイミング
祈るタイミングに決まりはありません!朝でも昼でも夜でも、いつでも好きなときに祈って大丈夫です。
1日3回から5回の人も
「それでは結局いつ祈ったらいいかわからない!」と思うかもしれませんね。時代や地域あるいは宗派や教会、個人によっていろいろですが、朝・昼・晩の1日3回しましょうという人もいれば、毎食前および起床・就寝の計5回がおすすめという人もいます。お薬を飲むタイミングにちょっと似ていますね。きっと、そうやって決めておくと神のことを忘れにくいということでしょう。
心の祈りはいつでも
といっても朝は何かと忙しいですよね。起きてから「いってきまーす」と家を出るまで、やることが多いし寝ぼけているし、心静かに神を思うことなんかできないという人もいます。そんな時は電車やバスに乗っている間でもかまいません。座ることができなかったならば、立ったまま心の中でお祈りしても大丈夫です(つり革や手すりはしっかり持ってくださいね)。
歩きながらでもOK!
あるいは周りが安全であれば、歩きながら神に心を向けてもいいでしょう。もちろん目をつぶったりはできないので、心の中で神とお話ししてみましょう。歩きながら十字を切るだけでもステキな祈りの時間になりますよ!
ふとんの中でも
寝る前はいくらか時間を取りやすいかもしれませんね。といっても一日の仕事でグッタリ疲れていて、きちんと座って祈りの姿勢を取るのはしんどいという人もいるでしょう。だったらふとんに入って目を閉じてから祈りはじめてもまったくかまいません!
心を神に向ければ、それが祈り
「いつ、かしこまって祈るポーズをとるか」は重要ではありません。大切なのは「いつでも心を神に向けること」です。祈りたいと思ったときが、いちばんいいタイミングです。自分に合った時間で、気軽に神とお話ししてみてくださいね!