キリスト教には、日本の神社で手に入るお守りやお札のようなものはありません。でも、それに少し似たものはあります。
「不思議なメダイ」(または奇跡のメダル。メダイはフランス語)は、1830年にフランスの修道女カトリーヌ・ラブレが、祈りの中で聖母マリアの姿を見たことをもとに作られたペンダントトップ(メダル)です。多くの場合、金属製で、縦2〜3センチほどの楕円形をしています。表には聖母マリアが立っている姿が描かれ、裏にはマリアをあらわす「M」と十字架、そして2つのハートが描かれた独特のデザインになっています。


※30年前に作者が「聖母の騎士」社(長崎)から書籍を購入した際にいただいたもの。縦2.5cm、アルミ製。
カトリック教会では、これを身につけることで神を思い出し、いつも聖母マリアがそばにいてくれるように感じ、信仰が強められると信じている人がたくさんいます。特に、困難や不安を感じたときに、これに触れたり見たりすることで、「神とマリアが私を守ってくれている」と感じられる人もおおぜいいます。(プロテスタントでは、このようなものを身につける習慣はほとんどありません。)
「それっていいな!でもわたしはクリスチャンじゃないし、興味本位で持ったりしたらバチがあたりそう……」と思ったりしましたか?大丈夫です!クリスチャンでない人も、ぜひ身につけてください。マリアはイエス・キリストのお母さんなので、人を愛することの大切さを説いたイエスの教えを、誰よりも深く理解しています。そして今も天国から実践してくださっています。そのあふれる愛は、相手が誰であろうと変わりません。つまり、あなたが心から助けを求めるならば、マリアはきっと喜んでこたえてくださいます。
このメダルはカトリック系のショップで購入できるほか、ふつうのアクセサリーショップでも買えることがあります。メダルそのものに魔法の力が宿っているわけではありませんので、教会でいただいたものでなければ意味がないということはありません。メダルをとおしてマリア、そして神に心を向け、マリアがあなたを見守ってくれていることを思い出しながら、神を信頼する気持ちを持つことが大切です。興味のある人は、ぜひ手に入れてみてくださいね!
※Amazonでも「不思議なメダイ」を買えますが、上記の「ドン・ボスコ社」「女子パウロ会」よりも割高なものが多いです。


